諏訪大社上社の御神体・守屋山麓にザゼンソウの群生地があります。
守屋山の東は南北に糸魚川静岡構造線(フォッサマグナ)南は東西に中央構造線が走っています。
地質学的にも興味深い地域です。
ザゼンソウ(だるまそう)[さといも科] Symplocarpus foetidus Nutt.
本州中部から北の地方の谷間の陰地に生える一見無茎の多年生草本で、・・
葉は根から群がり生え、大きく長柄がある。・・
4月に葉の開かないうちにまだ巻いたままの葉束のそばに根元から1花序を地上に出し、下は竹の皮状の鱗片で包まれている。
紫斑のあるもの(ウズラザゼンソウ)、緑色のもの(アオザゼンソウ)もある。
[日本名]座禅草、花序の様子が僧が座禅をしているので・・。ベコノシタは葉が牛の舌に似ているのでそう呼ばれる。
牧野/新日本植物図鑑p.810