・長野県北佐久郡御代田町/割引券あり RGより70分 ・9:30〜17:30 入館料1000円 ・会期中無休7/18-11/11 ・しなの鉄道御代田駅より徒歩7分 上信越道佐久ICより5.5km |
ジャン=フランソワ・ミレー(1814−1875)は、ノルマンティー地方、シェルプール近郊のグリュシー付に生まれました。 生まれ故郷をとりまく自然環境は、ミレーの記憶と感性の奥底に強く働きかけ、生返にわたってミレーに影響を与え続けました。 本展賢会では、ノルマンデイーにおける画家ミレーの形成から、バルビゾンへ移ってからの様式と主題の変遷を時代順に追ってい ます。なかでも、ミレーの創作の源泉となったノルマンデイーの印象の記憶と、過去の画家たちから受けた影響を紹介していきます。 シェルプールへと美術の勉強に赴いたミレーは、トマ・アンリ美術館で、初めて過去の画家たちの作品と出会い、模写や観察を通 してその絵画芸術を吸収しました。本展では、それらの作品とミレーの作品をあわせて展示し、また、油彩で描かれた完成作品とそ の習作段階のデッサンとの比鞍などで、ミレー芸術の制作過程にもアプローチしています。 特に、本年3月になりトマ・アンリ美術館のコレクションに加わi)、1世紀ぶりに一般に公開されることとなった油彩画「慈愛」 (1858−1859)は、来日が待たれる作品で、ミレーファンの注目を集めることとなりましょう。 この作品を含むトマ・アンリ美術館のコレクションを中心に、ルーヴル美術館、オルセー美術館などの所蔵作品より、ミレーの作品約 80点に加えて、彼に影響を与えた画家たちの作品約20点も紹介されます。 公式リーフレットより
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樽貯蔵庫を改築した美術館内部→ 「慈愛」は、この後フランス国会議事堂で公開されます。 「ポリーヌ・オノの肖像」と「うたた寝する羊飼いの娘」など印象的/RADISH@八ヶ岳 |